●蒸留酒●
●果実酒●
●醸造酒●
●害敵●
はじめに載せるのは、実につく病害。収穫に大きく影響する。
【ボトゥリティス・シネレア】
かびるんるん。植物に灰色かび病を起こさせる。 花開いた後に灰色のカビが生えやすく、幼果期に薄いベンレート液あるいは水で優しく洗って綺麗にすると良い。 写真で見ると、星型とか*みたいな形にカビ生えてた。可愛い。 金より名誉より何より、葡萄を腐らせることが大好き。 大抵の葡萄は使い物にならなくなるが、一部品種は高級貴腐ワインを生産する。 リースリングにベタベタしては、追い返されている。 ゲヴュルツとは気があうようだ。 カベルネには勝てない。カリニャンも苦手。 モスカートのことはちょっと反省している。が、直す気はない。 ヴィオニエにはちょっかい出しにくい。腹が読めん。 「趣味は葡萄を貴く腐らせることです!!」 |
【遅腐病】
ばんぷびょう。実の成熟期に付着していた菌により発症し、ミイラ化する。枝などに取り付いて冬を越し、雨水で広まる。 なるべく雨に当たらないことが予防。 |
【さび病】
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【スリップス】
目で見えるかくらいの小さい虫で、果液を吸う。実にはかさぶたができ、商品価値がなくなる。白ぶどう系に多い。 【クワコナカイガラムシ】
ぶどう大好き虫。こいつの排泄物によりすす病が発生し、房が黒く汚染される。 |
●木の病気●
木の病気はぶどうの木自体の生命に関わる。収穫のみならず、生命さえも絶たれてしまう。
【つる割病】Phomopsis viticola(病原菌)
古いつるから新しい芽吹きに移って行く黒褐色の病斑。黒い点の周りに、黄色が広がって行く。葉の様子は黒とう病に近い。一度発症すると毎年起こるようになる。病んだ部分を焼却する。ベンレート水溶液もよい。ぶどうの寿命を縮める大敵。 |
【黒とう病】
苗木に起こる病気。葉に褐色の斑点が現れ、黒い病斑も伴い、枝葉がよじれる。鳥の目に似た穴が開く。春に多い。発芽前にベンレート水溶液を散布すること。発生した場合はマネージ液で抑える。
苗木に起こる病気。葉に褐色の斑点が現れ、黒い病斑も伴い、枝葉がよじれる。鳥の目に似た穴が開く。春に多い。発芽前にベンレート水溶液を散布すること。発生した場合はマネージ液で抑える。
【ピアーズ】
根についてぶどうをからせるバクテリア。シャープシューターに乗って移動する。現代のフィロキセラ。アメリカ、プーリアで増える。ファージへ感染させることにより、対策が打てるらしい。
根についてぶどうをからせるバクテリア。シャープシューターに乗って移動する。現代のフィロキセラ。アメリカ、プーリアで増える。ファージへ感染させることにより、対策が打てるらしい。
【エスカ】
ローマ期からある病害。
カビにより根を腐らされる。亜アルセネン酸ナトリウムという農薬で防いで来たが、発がん性があるということで、EUにより禁止される。以降、引っこ抜いて焼き払うしか対策がなくなり、フランス、特にブルゴーニュあたりで被害が拡散、マコネ市(シャルの故郷)でデモが行われた。
ローマ期からある病害。
カビにより根を腐らされる。亜アルセネン酸ナトリウムという農薬で防いで来たが、発がん性があるということで、EUにより禁止される。以降、引っこ抜いて焼き払うしか対策がなくなり、フランス、特にブルゴーニュあたりで被害が拡散、マコネ市(シャルの故郷)でデモが行われた。
【ブラックデッドアーム】
エスカと同じ。燃やすしかない。
エスカと同じ。燃やすしかない。
【ユーティパ・ディーバック】
Tバックじゃない。ユーティピオーズとも。エスカなどと同じ。
エスカ、ブラックデッドアーム、ユーティパは、ソーブラ、カベソーが弱い。
Tバックじゃない。ユーティピオーズとも。エスカなどと同じ。
エスカ、ブラックデッドアーム、ユーティパは、ソーブラ、カベソーが弱い。